九星気学の星の配置(年盤、月盤)では、動産(不動産以外の財)、不動産、土地に関するエネルギーを観ることができます。
九星気学では、
- 動産は、西
- 不動産は、北東
- 土地は、南西
というように配置されていて、どの星が回座しているかを読むことで、それぞれのエネルギーの強さ、どんなご縁を生まれ持っているかを占断します。
年盤と月盤の組み合わせは全部で36のパターンがあり、生まれ年の干支と生まれ月の組み合わせでどのパターンに当てはまるかを調べます。
すべてを書き記すことは難しいので、いくつかの例を以下にご紹介します。
(対面鑑定ではご相談者様の該当するパターンを詳しくご説明いたします。)
パターン その1
- 生まれ年 寅巳申亥
- 生まれ月 3月
若い時に動産に縁のある含みから、中年からはそれほど発展しない。若い時から不動産による安定さを計画すると良い。
動産については使い方が激しく期待できない。背伸びした蓄財は向いていないので、使い上手になることが賢明。
不動産と動産と半分くらいずつを狙うと良い。
パターン その2
- 生まれ年 丑辰未戌
- 生まれ月 5月
不動産運は一生に一度、大きなチャンスに恵まれる。金銭面の都合も良く、ちょうど手ごろだなと条件の揃ったときは、取得できるチャンスが多い。じっくり狙って計画してやること。
動産運は、地道な蓄財が効果的。不安は薄い含み。
パターン その3
- 生まれ年 子卯午酉
- 生まれ月 11月
不動産運は吉凶混合。意外な欲が起きやすい、身内のそそのかしがあるなど。
自分の土地の権利が大きく生きる含みがある。土地に道路が付く、高圧線で保障されるなど。土地で利益を得た場合、その後の不動産投資を甘く見ると失敗しやすい。
動産運は中年期以降良くなる。
動産運(財)、不動産運、土地運はどれも、人生を左右する大きな要素ではないでしょうか。
ただし、これらを得たいと思っても、思い通りに行かないことが多々あるように思います。
熱心に下調べや勉強をして真面目に取り組んでも、上手くいかないことが多々あり、その逆も大いにあるものです。
私の経験では、土地に関することは、不思議と「ご縁」が大きく左右することがあるように思います。これらは単純に、そのご縁が「ある」か「ない」かだけであり、土地に呼ばれている、導かれている、愛されている、という感覚を自然に持ちます。
一方で、動産運には恵まれている人もいます。運用の仕方に長けていて、大きく膨らませることができる人もいて、それは「才能」と思わされます。
生まれ持ったこれらのエネルギーの強弱を詳しく知ることによって、強さを活かし、弱点をカバーすることができるかもしれません。
占い鑑定では、さらに詳しくお話しし、ご相談者様の持つ星に適切なアドバイスをしていきます。
このブログ記事に関連する鑑定メニューは以下の2つです。
総合的な占い鑑定(占い鑑定)(東洋占術で詳しく観ることができます)
不動産に関する占い鑑定(宅神・気学・風水診断)