一白水星

孤独を愛し、心を閉ざす完璧主義の星

一白水星は北に定位し、一日の時間に照らすと真夜中(午前0時前後)にあたります。
家族が寝静まる夜中、そして日付が変わるその時、人は訳もなく不安な気分になることがあります。
一白水星の人は、そんな「不安」をキーワードとして持つ方が多いのが特徴です。

北の方位は陰を象徴し、陰は極まると陽に転じます。
そのため、真北の定位には陽の始まりとして「一」があてられました。


一白水星の性質と特徴

一白水星を本命星に持つ人は、気苦労が多いと言われます。
水性の気質を持ち、流れ・浸透する水のように、人間関係や物事の間に自然に溶け込む人です。

  • 人当たりが良く
  • 情愛にあふれ
  • 素朴な印象で人に慕われやすい

そんな特質を持ちます。

しかし一方で心の内は、

  • 完璧主義
  • 純真一途
  • 意志の強さ
  • 何かを始めようとする意欲
  • 記憶力の良さ

こうした性質ゆえに、複雑な人間関係では心身ともに疲労困憊してしまうこともあります。


一白水星の人を見ていて感じること

本命星が一白水星の方々は、人当たりの良さとコミュニケーション能力が必ずしも一致しないと感じます。
(ちなみに、コミュニケーション力が抜群に高いのは四緑木星の人です)


一白水星の人に多い職業傾向

一白水星の方には、経営者や個人事業主が多い傾向があります。
人に慕われる一面を持ちつつも、基本的には孤独で、人間関係に煩わされず、自分の進む道を、自分のやり方で進むという印象があります。


金運と水の気質

「水」の気質を持つ一白水星の人には、必要なお金が自然と入ってくる傾向があります。
ただし、水のように流れていってしまい、蓄財には結びつきにくいとも言われています。