多くの人が陥りがちなこと、私も含め、今まで出会った相談者様にもたくさんいらっしゃいました。
「彼(彼女)のことをこんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの?」
この思考の沼にはまって苦しい思いから抜け出せないのは、辛いですよね。
果たして、この気持ちは「愛」なのでしょうか。
愛してる
恋してる
言霊の世界では、言葉の音が共通すると同じ意味を成すと考えられています。つまり、同音異義語です。
愛は、「合」「相」「会い」「遭い」、など
恋は、「故意」「乞い」「請い」、など等が当てはまります。
これを見ると、「愛」と同じ言葉は、相手がいてこそ成り立つ言葉のように思います。
それに対して「恋」は、自分が主体となって気持ちを強く込めたり、相手にお願いするような意味合いを含んでいるように思います。
冒頭の言葉に戻ります。
「彼(彼女)のことをこんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの?」
(私は)こんなに愛してるのに、、、と、自分が主体となって気持ちを込め、彼(彼女)にお願いしていることは、もはや「愛」ではないのかもしれません。。
「愛」は相手がいてこそ成り立つことです。
だから言い方を変えましょう。
「彼(彼女)に、こんなに恋している私、すごくがんばっている!」
こうすると、すごく前向きな感じになりませんか?
彼(彼女)に振り向いてもらえるよう、自分をもっと好きになって、自分磨きして、ピカピカ、キラキラした毎日にしていきましょう。
恋は、自分のためにすること。
愛は、相手と一緒にする共同作業、なのかもしれませんね。