今年もこの時期がやってきます。年に一度、ご先祖様へのご挨拶を、また昨年亡くなった方々は新盆を迎えます。
今日はご先祖様について少しお話ししたいと思います。
東洋占術で占い鑑定をする時、ご相談者様の生年月日からいろいろな星を算出し、複数の星々の組み合わせによって占断します。
様々な星を見ていると、ある一定数の人に、ご先祖様とのご縁が深い人がいらっしゃいます。
ご先祖様とのご縁が深い、とは。
- ご先祖様、またはそのまたご先祖様たち、がやり残した課題が託されている
- ご先祖様が苦手だった問題、解決できなかった問題が持ち越されている
- ご先祖様からなんらかの形で、見守りのメッセージが送られている(名前、誕生日、etc.)
- 生活の中で誰かからの庇護を感じる。肝心な時に助けの手が来たり、邪魔が入ったりする
- などなど
これらの人々は、生年月日と時間の4つの要素に対応する「干支」が通常とは違うものを持っています。
私は特に、「通常異常干支」、「暗号異常干支」、「三業干支」と呼ばれるものに着目して解釈をまとめるようにしています。
ご先祖様たちの存在については、現実の世界や日常生活、社会生活の中で感じることが少し難しいかもしれません。
しかし、私たちが現在この世に生まれ存在し、さまざまな経験を生きていることは間違えようのないこと。ご先祖様たちが綿々と存在してくださった、その積み重ねの結果が今なのだと考えることができます。
実際にご先祖様に会うことができなくても、存在を意識して、気持ちを寄せてみるだけでもいいと、私は思います。
お墓参りに適した日、徳の高いご先祖様が近くに来てくれる日、天地との結び付きが強い日、などがあります。これらも生年月日から算出することができます。
最後に、ご両親様や祖父母様、曽祖父母様、がご存命の方へ。
直系のご先祖様たち(五世代ぐらい)のお名前(または戒名)、お誕生日、お顔やお姿の写真、などを聞きに行って、情報を集めてみてください。お盆の時はこのようなお話をするチャンスでもあるかなと思います。
ご先祖様たちを知ることは、ご自分を知ることにも、確実に繋がります。