人知れず、影となり日向となって支える星
太陽が南天を過ぎて西に傾くとき、「陰」が始まります。
この陰の始まりにあたる南西に定位するのが、二黒土星です。
- 一日の時間では: 13時〜17時頃
- 季節に照らせば: 四季の変わり目「土用」に相当
「土用」の作用は地味ながら、人や環境にとってなくてはならないもの。
このことから、二黒土星の人には次のような特徴が見られます。
- 調整能力に優れる
- 縁の下の力持ち
- 陰の実力者
- 大黒柱を支える母親
- 経営者を支える参謀や秘書タイプ
二黒土星の性質と気質
二黒土星は「土の気質」を持つ星。
天から陽の気を注がれる大地は、万物の生命を生み育む存在です。
その力強さと優しさが、二黒土星の人の性格を形づくります。
二黒土星を本命星に持つ人の特徴
二黒土星の方は、いわゆる大器晩成型。
- 若い頃はコツコツと努力を重ねる
- 地味に頑張る粘り強さ
- 人助けや人材育成が得意
- 自ら率先して動くのはやや苦手
「他人がいるからこその二黒土星人」とも言われます。
行動パターンとエネルギー補充法
- 行動はややスローペース
- 決断に時間がかかる傾向あり
→ そんなときは、「火」の気を持つものが元気の源になります。
おすすめのエネルギーチャージ方法:
- 日光浴で太陽の陽を浴びる
- 暖炉やたき火にあたる
- 鍋料理・焼き肉・鉄板焼きなどで火の力を取り入れる
金運と「土」の縁
「土」の気質を持つため、土地(不動産)との縁が深いのも二黒土星の特徴です。
また、次のような金銭感覚が備わっています。
- 若い頃からコツコツ貯蓄する
- 無駄な浪費をしない倹約家
- 必要な分、身の丈に合った金運が自然と入ってくる