これまでの10年と、これからの10年のあいだで立ち止まるということ

40代、50代...
気がつくと、新しい10年がすぐそこまで来ています。

これまでの10年を振り返って、
「何をしてきたんだろう」と思う人もいれば、
「それなりに積み重ねてきたはずなのに、どこか落ち着かない」
そんな感覚を抱える人もいるかもしれません。

理由ははっきりしないけれど、じわじわと心に迫ってくる違和感。

このまま同じでいいのか。
変わるとしたら、何を、どう変えるのか。
そもそも、自分は間違ってきたのか。

はっきりした答えがないまま、時間だけが過ぎていく感覚を持つ人もいるでしょう。

年末年始は、日常のリズムが一度ゆるみ、普段は後回しにしてきた思いが静かに浮かび上がりやすい時期です。

実家に帰って家族との距離を考え直したり、パートナーとの関係にこれまで気づかなかった違和感を覚えたり。
一人の時間が増えて、考えすぎてしまうこともあるかもしれません。

こうしたタイミングで浮かぶ迷いは、決して特別なものではありません。

多くの場合、それは「失敗」や「後悔」ではなく、
人生の軸を見直す時期に来ているサインです。

ただ、この段階で答えを出そうとしたり、誰かの言葉に自分を当てはめようとすると、かえって整理がつかなくなることもあります。

必要なのは結論を急ぐことではなく、一度立ち止まり、
自分の中の自分に語りかける時間を持つことです。

外に向かって話すのではなく、自分の中にある、普段は聞き流してしまう小さな声に耳を向けてみる。

いないふりをしてきた感覚に気づくことで、これまで見えなかったものが、少しずつ輪郭を持ちはじめます。

矛盾していても、まとまっていなくても構いません。
「こんなことを考える自分はおかしいのでは」と判断しなくてもいいのです。

そのように整理されたものの先に、はじめて
「これからの10年をどう選ぶか」
という視点が見えてきます。

この冬、もし心のどこかで引っかかるものがあるなら、それは消すべき不安ではなく、先延ばしにしてきたからこそ今も残っている感覚なのかもしれません。

この違和感を「いつものこと」として流さず、これからの10年をどう生きたいのかに、静かに向き合ってみる時期なのではないでしょうか。


このブログで書いたようなテーマについて、時間をかけて向き合うための特別鑑定セッションを準備しています。

すぐに答えを出すためのものではなく、
これまでの10年を整理し、
これからの10年の扉を自分で選ぶための時間です。

詳細は、改めてお知らせします。


※ 追記

特別鑑定セッションの詳細ページを公開しました。
ご興味のある方は、こちらからご覧ください。

詳細ページ

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