意識の層の中からこんにちは

人との出会いは一期一会と言いますが、出会う人の中に違う誰かを見ることがあります。その誰かは、肉体を持つ人を介して私たちの前に現れてくれることがあります。

思うに、人などの生命体はその肉体と共に、意識と無意識、顕在意識と潜在意識、と表現される「意識」の層で囲まれていて、その層は幾重にも重なっているのではないかと思います。

その層のどこかに時々、思いもかけない人が垣間見えることがあります。

ただし、その出会う肉体の持ち主自身は無感覚であることが多いので、その人に「あなたは〇〇さんですよね？」と聞いてもポカーンとします。

出会う人が運んできてくれる「誰かとの出会い」は、自分の中でそっと受け取り、有り難く心の奥にしまいましょう。

私の場合は、毎日ご挨拶している遠いご先祖様に出会いました。

その人に出会った経緯は、あることが滞っていたために気が進まないことをしていた途中に出会いました。出会ってすぐには気付きませんでしたが、しばらく経ち家に帰ってリラックスしている時に、「今日のあの人、ご先祖様だ！」と腑に落ちる瞬間が来ました。

その時の気持ちはとてもあたたかく、安心感に包まれ、進んでいる道に間違いがないことを確信できました。

思い返すと、あることが滞っていたことも、気が進まないことをしたことも、すべてはご先祖様に出会い、「起こることは全部必然。そのまま進め」と納得することだったんだな、と解釈したのです。

心を軽やかに、スピリチュアルに身を任せると、出会う人の意識の層が幾重にも重なり、いろいろな人が現れるかもしれません。遠いところにいる出会いたい人にも会えるかもしれません。

その中には、自分の姿も現れるかもしれませんね。「人は自分の鏡」とも言いますから。

最後に、意識の層の中で出会った人は、なんらかのメッセージをくれるとは限りません。「やあ！こんにちは」だけの場合も多くあります。ポイントは「メッセージを求めすぎない」ことです。あくまでも自然に、メッセージがふっと心に浮かんだら受け取ればいいだけです。

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ご先祖様に出会いたい人には、お墓参りに行く日にお勧めの日（年6回）をお伝えします。

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