土性が特に重なる時 ・・ 令和6年4月の過ごし方

今年4月の干支(戊辰、土+、土+)は、令和6年12ヶ月の暦の中で最も土性が重なる月で、陽の氣も重なります。

陽が重なる、陽が強い、とは? これは現実的な出来事を示します。

これに対して、人々は陰の氣を増やすように意識して自然や宇宙とのバランスを計ることが必要です。

陰の氣とは、精神的なことです。

このことから、私たちの生活環境の中に大きなエネルギーの塊のようなものがだんだんとその大きさを膨らませているような姿が、私の頭の中で連想されています。

土性とは、五行説(木、火、土、金、水)の5つの要素の中の「土」を示し、字のごとく私たちの足元の地面を示します。土のチカラが強いと地面に関する様々な事象、現象が想像されるものです。

4月の1ヶ月の中にも、日にちの干支で土性が重なったり、九星が土性の日(二黒土星、五黄土星、八白土星)など、土のチカラが増幅される日があります。現実的な出来事が自然の反応として顕現されるのではないか、と想像します。

これら、自然が放出するエネルギーに対して、過度に恐れることはないと私は思います。これは陰陽五行という、環境学、天文学、宇宙の法則であり、私たち人間もその法則の一つです。ただ前述のように、陰陽のバランスをとることは必要だと思います。

大気が陽の氣であれば、人々は陰の氣を強く持つ必要があると思います。

目に見える現実を追いかけることは、少し控えましょう。

目に見えない精神的なこと、人同士の思いやりの気持ち、動物や自然が私たちに見せてくれている教えや学びに意識を向けてみましょう。そこから直感的に何かを受け取れるかもしれません。

それは、自然や宇宙との一体感かもしれないし、それに伴うココロの安らぎ、安堵感かもしれません。

4月16日(火)からは、春の土用に入ります。

冬から春への季節の変わり目でもあり「土用の期間中は土いじりをしないこと」とも言われます。土、地面からたくさんのエネルギーを受け、影響を受けていること、これらの目に見えない自然の流れを感じ取り、生かされている生命、私たちの日常の本質に目を向けてみてください。


日にちの干支が陽の土性、且つ土性(土星)の日

  • 4月4日(戊戌、五黄土星)、5月4日(戊辰、八白土星)

年の干支(甲辰)と同じ日の干支、且つ二黒土星の日

  • 4月10日(甲辰、二黒土星)

水性が重なる日は、土と水の相剋関係から注意が必要

  • 4月18日(壬子、一白水星)、4月29日(癸亥、三碧木星)

令和6年4月の運勢(全体運)も参考にして頂けたらと思います。

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