いい大人なんだから、と云われるような年齢に達してしまった人は、簡単に弱音を吐いたりできません。他人に助けを請うたり、アドバイスを求めたりすることも難しいでしょう。
たとえば、女性。小さい頃から母や祖母から、周囲には常に警戒し、男に隙を見せるな、他人はすべて敵だと思え、身持ちを固くしなさい。良い言葉を言ってくる人には必ず裏がある、用心しなさい。
幼いうちからこのような言葉を掛けられて育つ女性の中には、言いつけをしっかりと守り、凛とした強い女性に成長する人も多いでしょう。
その反面、恋愛下手になってしまった人も多いかもしれません。妙齢に達し、いい大人になった後で、好きな人との接し方や、結婚に対する気持ちの作り方など、今さら誰にも聞けないことがあるかもしれません。
でも、このように育てた母や祖母、彼女らももしかしたら同じように言われてきたのかもしれません。または、その母や祖母、曾祖母、高祖母、何世代かに渡る一族の女性たちの中には、このような気持ちになった人がいたかもしれません。
そう、何度も繰り返されてきたことです。
今を生きる私たちが直面する様々な問題、課題、悩みは、実はご先祖様の誰かも、まったく同じ問題にぶち当たっていた可能性が多々あります。
もし恋愛下手になってしまって、今さら誰にも聞けない、と思っていたら、ご先祖様の誰かと気持ちを一つにしてみてはいかがでしょうか。ご先祖様が現世で成し遂げられなかったことを、今託されている!と思って、勇気を出してみてください。周囲の人には聞けない、と思ったら占い師を頼ってみてください。
東洋占術では、生年、月、日、時、の4つの日時に対応する十二支十干(干支)から、ご先祖様との繋がりを観ることができます。
目に見えなくても、感じること。手に取って実感できなくても、存在していることがあります。
もしかしたら、今かかえている悩みはご先祖様から解決を託されているのかも知れません。