横顔が語るもの ―— わし鼻という存在感

正面からは見えないものがあります。
けれど、角度を変えた瞬間、確かな存在感として立ち現れるものもあります。

最近、人の鼻を見ることが増えました。
とくに気になるのが、女性のわし鼻です。
正面から見ると目立たないのに、横顔になると、急にその人の存在感が立ち上がる。そんな印象を受けることがあります。


わし鼻というと、気が強い、主張が強いというイメージを持たれることが多いかもしれません。
また、美容的には、鼻筋が通った真っすぐな鼻が好まれる傾向もあります。

けれど、私の観察では、女性のわし鼻に限って言えば、その印象は少し違います。

わし鼻の女性には、表現の世界で活躍している人や、ビジネスの世界で成功している人が多いように感じます。
そして同時に、前に出て声高に自己主張するよりも、むしろ落ち着いていて、控えめな人が多い印象があります。

正面から見ると、意外なほど穏やかで、存在を誇示しません。
けれど横顔になると、その人の意志や芯の強さが、静かに浮かび上がってきます。

強さを前面に押し出さない。
その姿勢が、人に謙虚さとして伝わり、結果的に「この人は何かを持っている」という印象を残すのではないでしょうか。

わし鼻は、強さを示そうとしなくても、すでに強い。
だからこそ、主張は抑えられ、抑えた分だけ、輪郭がくっきりと浮かび上がるのだと思います。


実際に、わし鼻が印象的な女性の中には、見た目の美しさとは別に、自分なりの世界観や芯を感じさせる人が少なくありません。
たとえば、北川景子さん、松雪泰子さん、栗山千明さん、など…
いずれも、正面から見ると整っていて落ち着いた印象がありながら、横顔になると、一度見たら忘れにくい存在感を放っています。

彼女たちからは、力を誇示するよりも、静かに力を内包しているような印象を受けます。
強さや美しさを前に押し出すのではなく、必要な場面で自然と滲み出る。
その存在感が、人に安心感や信頼感を与えているように感じます。

また、恋愛やパートナーシップの場面でも、わし鼻の女性は「選ばれる側」に回ることが多いように思います。
成功者や実力者が、結果的にそうした女性を伴侶として選ぶ例も、少なくありません。

以前、元大関・貴景勝が「鼻に特徴のある女性が好み」と語っていたことがありました。
鼻は正面からでは目立ちにくいものの、横向きになったときに、はっきりと個性を主張します。
その特徴に、無意識のうちに「芯の強さ」や「覚悟」を感じ取っているのかもしれません。

わし鼻が印象的な女性というと、芸能人が目につきやすいですが、私の周囲を見渡してみると、女性経営者や占い師の中にも、わし鼻の人が少なくないように感じます。

実際、知り合いの占い師の中にも、横顔が強く印象に残るわし鼻の人がいます。
前に出て語ることは少ないのに、不思議と人の記憶に残り、気がつくと選ばれている。そんな存在感を放っています。
その姿は、鼻の形が象徴しているようにも思えます。

経営者については、まだ意識して観察しきれていませんが、あらためて見てみたいと思っています。
前に出るよりも、状況を見極め、必要なときにだけ存在感を示す。
そんな存在感と、わし鼻の特徴は、不思議と重なっているように感じます。


鼻は、顔の中心にありながら、正面からは意外と意識されにくい存在です。
けれど、見る角度を少し変えるだけで、その人の印象を大きく変えます。

わし鼻は常に主張しているわけではありません。
ただ、正面から横に向いたとき、確かにそこにある意志や覚悟を、はっきりと伝えます。

人の強さや魅力も、それとよく似ています。
正面に並べた要素だけでは、その人の本質は見えてきません。
視線を少しずらしたときにこそ、その人が何を大切にしてきたのかが、はっきりと浮かび上がる。

それに気づくための視点を、私たちは確かに持っているのだと思います。

わし鼻の女性が放つ存在感は、主張する言葉よりも、ふとした横顔に滲み出るものなのかもしれません。

正面からは見えないもの。
けれど、確かにそこにあって、人生を動かしているもの。
それを感じ取る目を、私たちは案外、身近なところに持っているのではないでしょうか。