不動産業界の身近で長く過ごしていたので、不動産を所有し、利用し、運用している人(=地主さん)について見聞きしたことがたくさんあります。
地主という、土地を扱う人には共通するタイプがあります。
土地、土、というものは、そもそもこの世の五大要素の一つです。「木・火・土・金・水):つまり「五行」。
この「土」を扱うということは、とても力が必要なこと。
生半可な気持ちでは「土」のパワーに負けてしまいます。
「土」が示すことは、引力、安定感、ルーツ、財、といったこと。
重厚感があり時間をかけてじっくりと育つものや、引き込んでいくものも、土の影響を大きく受けます。
このような「土」の強い性質を同様に持つ「土地」「不動産」を扱う人は、どこか力強さを秘めています。
そして、そのタイプは大きく二つに分けられると感じます。
プレイヤータイプ、と、ディフェンスタイプ
プレイヤータイプ
プレイヤータイプの特徴は、初代、一代で多くのことを成し遂げていきます。
親分肌、姐御肌で、周囲の人間(不動産業者、設計・建築会社、会計士・弁護士など)を「駒」として使います。
そして、関係者全員を「儲け」させます。
自分ばかりではないことがポイント。
多少のリスクがあっても、大胆さで乗り切ります。
たとえ損失が出ても、のちに挽回できるチャンスやタイミングを虎視眈々と狙います。
ディフェンスタイプ
ディフェンスタイプの特徴は、二代目、相続人に多いように思います。
相続によって手元に渡ってきた土地の管理、運用に関して、必然的に「戸惑い」から始めることになります。
自分がやり始めたことではないが、「引き継ぐ」「受け継ぐ」という重責を受け止める強い「責任感」や「使命感」を持つ人です。
周囲の人間(不動産業者、銀行、会計士、弁護士など)を「ブレーン」として使います。
そして、警戒感強く、防衛的です。
表面的には「儲け」よりも「損失」が怖いと見えますが、その心の内側には常に先代への畏怖があり、答えの出ない正解と戦っているようです。
この二つのタイプ、どちらもとても強いです。
「土」「土地」を扱える人であることは、そもそも強さがないと務まりませんから。
ただ、自分のタイプを見誤ると、非常に試練となります。
ディフェンスの人がプレイヤーになろうとすると、身も心も疲弊します。
業者連中を「駒」として使うのではなく、「ブレーン」になる専門家を持ったり、心の軸を持って自分のペースで判断していくことが必要でしょう。
一方、プレイヤーの人はプレイヤーとして堂々と振舞うことが正攻法になります。
リスクを過度に恐れないこと。
アップダウンがあっても、最終的に挽回できることを信じること。
また、自分だけ儲けようとする「利己心」が生じると、途端に歯車が狂い始めます。
「駒」として使っていた業者にそっぽを向かれるでしょう。
私の父は不動産業者として、プレイヤータイプの地主さんには「駒」として使ってもらい、また同時に、ディフェンスタイプの地主さんには「ブレーン」として頼られていました。
とても楽しそうで、誇らし気な父の表情を見ながら、不動産の世界は奥が深いのだな、と感じた、良い想い出です。
今は私も不動産業から離れましたが、土地に関するお話しをよく聞きます。
私が扱う東洋占術では、土地に関する事象がよくあり、過去の出来事を思い返すと、符合する点がいくつも出てくるものです。
土地を扱う人には、東洋占術の四柱推命や九星気学による診断が一助となるかもしれません。
| 四柱推命 | 九星気学 | |
| プレイヤーに多い星 | 偏官・偏財・食神 | 一白水星・三碧木星・七赤金星 |
| ディフェンスに多い星 | 正官・正財・印綬 | 二黒土星・八白土星 |