

暦の上で、2025年、二黒土星の年がスタートします。今月は月盤でも二黒土星が中宮する月になります。
年の干支(乙巳、-木、+火)と、今月の干支(戊寅、+土、+木)の組み合わせを見てみます。年と月の十干、乙は木性の「花」、戊は土の「器」であり、陶器の花瓶に生けられた野花、という印象がします。十二支、巳は「火」で寅は「木」。五行のうち、木、火、土、がありますが中宮する二黒土星(-土)の重なりも合わせると、「土」の気が多めです。「木→火」、「火→土」の関係性は良好で、前向きさと勢いが加わります。やや強い土性を適度に抑えるイメージが生まれ、穏やかな様相が感じられます。五行では「金」と「水」がありません。陰陽は(陽:陰=3:3)の割合です。
年盤と月盤の両方で二黒土星が中宮し、二黒土星的な空気が強まります。迷いながらもひたむきさや努力といった真面目さ、誰かのために尽力したり周囲の人を陰で支える姿勢がその特徴です。幼いものや弱いものを守り、育てるという母性もあります。反面、意固地さや頑固さという融通の利かない一面もあります。
節分からしばらくは年の大きな節目でもあり、どっちつかずの混沌とした空気が漂いそうです。二黒土星のモヤっとした雰囲気もあり、陰気さと愚鈍さが混じります。数日で新風を吹き込む動きが入りそうです。多くの人を巻き込むには至りませんが、斬新なアイディアと行動力を持った勢力が現れそうです。社会的な通念にとって代わる新しい常識が生まれそうです。多くの人にとっては、平穏で変わり映えのない日常に見えて、足元や土台で少しずつ変化が起こっているようです。目に見えないことが多いですが、感じ取ることや気付きを得ることはあるはず。普段とは違う道順を選んだり、思考パターンを変則的にしてみたり、自ら取りに行くと何らかの収穫があるでしょう。今年を象徴することも起こりやすいかもしれません。
10日、19日、28日は、二黒土星が中宮する日。年、月、日のすべてが揃うので吉方位旅行に最適な日となります。(南西、北西、北東は避けてください)
11日(辛亥、-金、+水)は五行がすべて揃い、自然のバランスが取れる吉日です。
***今月のポイント***
- 節分の直後は混とんとした気が入る
- 新しい常識に目を向けてみる
- 見えない足元の変化に敏感に
2025年2月3日(月)~3月4日(火)
- 2月3日(月)【二十四節気】立春
- 2月6日(木)万倍日
- 2月10日(月)建国記念の日
- 2月12日(水)満月 22:54
- 2月13日(木)万倍日
- 2月14日(金)バレンタインデー
- 2月18日(火)【二十四節気】雨水
- 2月18日(火)万倍日
- 2月23日(日)天皇誕生日
- 2月24日(月)振替休日
- 2月25日(火)万倍日
- 2月28日(金)新月 9:46
- (ボイドタイム 3月1日(土)17:05~18:52)
- 3月2日(日)万倍日
- 3月3日(月)ひな祭り
一粒万倍日
- 一粒の種も、播けば万倍となって実るという意味で、よろず事を始めるに良く運気盛んな日
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一白水星 ★★★
まとまる運気が流れます。周囲の人が導いてくれそう
二黒土星 ★
今までの振り返り。自分を再発見、再確認することがあるでしょう
三碧木星 ★★
周囲の人のお手本になります。体力付けてがんばって
四緑木星 ★★★
楽しくも出費は増。楽しく使って活きるエネルギーに変換を
五黄土星 ★
現状維持、安定感が増します。長期計画を立てるのが吉
六白金星 ★★
対外的には華やかで活躍できます。将来の見通しは冷静に
七赤金星 ★
プライベート優先で。嘘つき呼ばわりされない様に言葉に注意
八白土星 ★
人助け、家事、整理整頓で次の活動への活力が生まれそう
九紫火星 ★★★
物事が動き出すとき。熱い心が人々に良い影響を与えそう